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WORLD

Prologue

かつて赤い惑星から青い惑星へ人類は入植。 青い惑星を自分たちが生きるのに適した環境へ改造した。

入植から283年後母星からの独立戦争開始。戦争は76年間続いた。 この戦いのあと、両惑星間において不干渉条約を締結。 惑星間を行き来する船は全て停止した。 軌道エレベーター、監視衛星による防御体制が敷かれ、侵入者を撃退するシステムが構築された。

入植から283年後母星からの独立戦争開始。戦争は76年間続いた。 この戦いのあと、両惑星間において不干渉条約を締結。 惑星間を行き来する船は全て停止した。 軌道エレベーター、監視衛星による防御体制が敷かれ、 侵入者を撃退するシステムが構築された。

その後、青い惑星では新しい世界を望む声にあふれ、 民衆の声に応えた政治が行われていた。 だが、入植時の惑星改造、独立戦争時に使用されたフェムトエネルギーを起因とする 超能力を持った人間が誕生、彼らは人間以外の存在アウターと呼ばれた。 そして、あらゆる生物を攻性生物イモータルへと変化させた。

人間によるアウターへの過酷な扱いにより、両者の対立は次第に深まり、 入植から369年、終に"Great War"と呼ばれる革命を経て、 アウターによる軍事政権、統制局が生まれた。 統制局を司る三人の最高者、トリニタスは アウターが居住する空の楽園"ガーデン"と人間の住む"地上"を隔てた。 統制局の支配に抵抗する人間たち、彼らは解放旅団と呼ばれていた。

アーセナルに身を包み、新たな脅威に立ち向かう。 あなたの物語は、ここから始まる。

Keywords

Outersアウター
フェムト粒子によって変化した人類。
"人類以外の者"という意味からアウターと呼ばれる。
この名称は人類からの畏怖、蔑称でもある。

フェムト粒子の影響を受けアウター化の際に、新皮質が一度委縮し"連合野"が消滅。
この時、進化的に古い大脳辺縁系である"古皮質"だけが残る。
これが再構築される形で新皮質が発達、人類とは違う形で新たな"連合野"が生まれる。
この際、同時に休眠していた遺伝子が目覚め、特殊能力を獲得させるに至る。
Femtoフェムト
かつての彼らの母星で月と地球が衝突した際に発生し、惑星全土へ放出された未知の素粒子の総称。
この日は"目覚めの日"と記録されている。

新たな素粒子の影響により変質した物質、生物により世界は新たな資源を手に入れたが、自身の変容、世界の変貌と向き合う事となった。
Immortalsイモータル
植民地戦争の際、母星側によって投入された、自律進化型兵器。
戦争の激化に伴い、これらの兵器は植民星の人類を敵性対象として認識するよう基本原則が書き換えられた。
独立、継続しての戦闘を可能とするため、あらゆる『資源』を用いた自己改修機能が与えられ、植民星へ放たれた。

停戦後、母星との通信は断絶されたが、新たな任務更新が無い中でも当初の指令である"植民地人類の排除"を継続して遂行している。
現在、植民地政府である統制局は当該兵器群の排除を行う一方で、制御および再利用を目的とした研究開発も並行して進めている。
Arsenalsアーセナル
主に戦闘用に開発された"外部装甲"の総称。
装備の組み合わせにより様々な力を発揮する。

現在では、かつての10m規模の物から技術進歩により小型化が達成されている。
"グレード5"と呼ばれる物が基準であり、2m50cm程度、ほぼ人間サイズにまで小型化されている。
人体との接続はアウタースーツを通じて、神経脊髄網と接続する。
そのため、装着者は背中に円形の神経脊髄接続端子を埋め込まれる。
神経伝達は全てここで行われているが、機能が失われた際、緊急モード時には、アーセナル側から装着者の各部神経へ端子(プラグ)を接続する事で、操作可能となる。
Reclaimers解放旅団
統制局の統治に対する抵抗組織。
その組織は旅団本部と各支部からなる地下組織である。
本部は支部長またはそれに属する人物だけが把握している。
また、各支部は様々な場所に作られている。

オールドフォート支部は闘技場の地下に存在する。
かつての宇宙船、地下物資の掘削跡、物資輸送路、下水路など、オールドフォート地下にはありとあらゆる通路が存在し、それらを利用することで、統制局の目から逃れている。
Neunノイン
統制局軍事局総合参謀本部に所属、第九師団特殊機兵隊を正式名称とする、現地裁量権を与えられた特殊部隊である。
ノインは通称であり、人間たちからは天国(ガーデン)の悪魔と呼ばれる最強を誇る部隊である。
アウターたちの中でも戦闘に特化した能力を持った異能者たちで構成され、隊長は人間、アウターを問わ無い、苛烈な任務遂行ぶりから、味方からも恐れられているヴォイドが隊長を務めている。
Trinitasトリ二タス
アウターによる人間からの独立戦争時に活躍、アウターを勝利へと導いた3人のアウターたち。
彼らによる三頭体制で構成された最高司令部、または彼ら自身を指して通称トリ二タスと呼ばれている。
160年間、この体制は維持されている。
Gardenガーデン
静止衛星軌道上に築かれた宇宙都市であり、統制局の首都である。
もともとは母星と植民星を結ぶ中継拠点として建造された宇宙船を改造し建造。
かつては同様の施設が4基存在していたが、現在残っているのは1基のみとなっている。
地表とは軌道エレベーターで接続されており、地上の人々とは分断されている。
アウターによる政権の成立以降、この宇宙都市は"ガーデン"と呼ばれるようになった。
その結果、軌道エレベーターは事実上の"国境"として機能し、厳重な警備体制が敷かれている。
Great WarGreat War
母星から植民星へ入植が開始されたが、その283年後、母星からの独立戦争が開始された。
戦争後、母星と往来する船は全て停止、相互不干渉の条約を結ぶ。
植民星では新しい世界を望む声にあふれ、当初はその声に応えた政治を行っていたが、累積する問題、イモータル化やそれに対応するアウターと人間の対立が深まっていった。
この対立に終止符を打つこととなった革命戦争、それが"Great War"である。
Sovereign Axiom統制局
Great Warによって生まれた軍事政権。
革命時に活躍したアウター、トリニタスと呼ばれる最高司令部によって統制されている。
政治局、科学局、軍事局に分かれ、それぞれが三権分立の形で存在している。
Great Collide大衝突
ガーデンは4つ存在していたが、1つは母星との戦争時に迎撃兵器へと改装され、1つは戦争初期に母星側が地表への質量兵器として使用、多くの入植者が亡くなった。
1つは統制局の統治後、地表へと落下。
政府が安定して来た所で起きたこの原因不明の落下は、アウター、人間を問わず、戦争時の恐怖を呼び起こし、大衝突と呼ばれている事となった。
Planetary Modification惑星改造
植民惑星へ入植時、重大な問題が発生。
母星ではフェムト粒子を利用したエネルギーシステムが確立されていたが、植民星にはフェムト粒子が存在せず、深刻なエネルギー不足が予測されたのである。

この問題を解決するため、惑星の環境改造を開始。
改造は植生を変化させる事を基礎とした。
粒子は水に非常に溶けやすい性質から、溶けた水を樹木が吸い樹木が変異。粒子を含んだ酸素を放出するようになる。
その性質を利用し、まずフェムト粒子とエネルギーの確保を行ったのである。